学生時代に多くの方が経験した「受験」ですが、受験勉強を進めるに当たっては多くの方がストレスに感じる方が多いことでしょう。
しかし、受験勉強というのは本当にストレスなのでしょうか?もしかすると、このストレスは受験勉強以外のストレスかもしれません。
つまり、本来の日常生活の中で解消できるストレスが消え去らないために、受験勉強に関しては正常に進めることが出来ないという状況です。
受験勉強のストレスはどこからくる?
受験勉強が上手く行かなくなると、そこで新たなストレスが生まれるというよりは、これが既存の日常生活におけるストレスを悪化させるということの方がより深刻です。
そのため、受験勉強を悪化させないためには、日常生活のストレスを溜めないことが非常に重要なのです
多くの方が誤解しているのは、「受験勉強が上手く行かないからストレスが溜まる」と考えていることです。実はそうではなく、プライベートや生活で様々なことが上手く行かないからストレスになり、それが結果的に受験勉強に大きく悪影響を及ぼすことになると考えられます。
例えば、普通に受験勉強をするならば時間を掛ければ誰でも受験に有利だと思えるでしょう。しかし、むしろ帰宅部の学生よりも何かクラブ活動をしている学生の方が受験に成功する方が多いこともあります。これも、受験勉強にストレスを感じさせない1つのメカニズムと言えます。
つまり、本来の日常生活の中で解消できるストレスが消え去らないために、受験勉強に関しては正常に進めることが出来ないという状況です。この場合は、定期的にとことん好きなことをするモードに持って行くと受験勉強も上手く行くようになって行きます。
やる気を持ってもらう方法
受験勉強のやる気はなぜなのか、勉強をしようとすればするほど削がれてしまうことが多くなります。きっと経験がある方も多いのではないでしょうか?
そうなると、いかにして受験勉強に対するやる気を高めていくか?ということが重要になってきますよね。
心の支えをつくる
受験勉強へのやる気は、外圧的なストレスとダイレクトに繋がっています。そのため…
- 受験を成功させたらこんな楽しみが待っている
- これがあるから受験勉強も耐えられる
と言った心の支え(=アメ)が必要になってくるのです。
例えば、好きなアーティストのライブに行くだとか、ずっと欲しかった漫画を買うだとか、友達と旅行に行くだとか、その人の心の支えになってくれるものを見つけましょう。
親身になってくれる人がいる
また、男子学生の場合は、異性の存在、つまり彼女や親しい女友達などは受験勉強に大きな好影響を与えてくれるとされます。
つらい受験勉強の中、ときには弱音を吐きたくなるときもあるでしょう。そんなとき、親身になってくれる人がいれば、ストレスも解消されるはずです。
女子学生についてはもちろん彼氏の存在は受験勉強に良い影響も及ぼすことも多いですが、逆に彼氏との感情問題にハマってしまって逆効果になることもあるでしょう。
理想的な交友関係を持つ
最後に、験勉強で非常にやる気が出るのは男女共通で良い友達を作ることが最も良いとされ、なおかつ学力も価値観もそれほど変わらないレベルの友人が良いと言われています。
受験勉強は一人で戦っていると思い込んでしまいますが、実際にはそうではありません。周囲に頼れる友達がいればモチベーション維持にも繋がり、結果的に好成績を収めることができるでしょう。
理想的な交友関係を持つことは、本人にとって一番のストレス解消になり、学業にも好影響を与えてくれます。
受験勉強に休息が必要な理由
受験勉強は、日常生活のストレスを発散しながらも、学力そのものを向上させる・やる気を出すような人間関係をバランス良く行うことで、進めやすくなります。
しかし、現代人にとって意外に必要で多くの人に出来ていない行動がもう1つあります。それは、定期的に休息を取ることです。
いわゆる『ニュートラルな状態』は、受験を確実に成功させる上で非常に必要なことです。
人間は一番リラックスできるときは一体どのようなときかというと、夜に寝ている時間帯だとされ、この時間に深い眠りにつくことで全くゼロの状態で精神を保つことが出来ます。ゼロにすると言う事は新しい価値観を思い切って吸収することが出来るようになり、それは学業で言えば新しい知識もどんどん入って来るようになるという事を意味しています。
つまり、本当の意味で学力を上げて行くためには、確実に体も脳も休ませる時間が必要だということです。それでも、どうしても休む時間が無いと言う時は、30分でもぼーっと何も考えない時間を作ることで受験勉強を定期的にリセットできます。
ストレスと上手に付き合う
受験勉強を進める中で、ストレスは付き物です。そのため、受験勉強に専念したいからといってあらゆるものを制限しすぎないようにしましょう!
そうなるとかえってストレスが溜まり、なかなか受験勉強が捗らない…なんてこともあります。定期的に休息タイムを設け、30分でも1時間でもリフレッシュできる時間を持つよう意識してみましょう!