勉強は、がむしゃらにやるだけではなかなか結果が付いてきません。
目標を達成するためには、効率的に勉強を進めることが大切です。
そこで、ここでは効率的に勉強を進めるための勉強計画表の作り方についてまとめました。
自主学習の仕方に悩んでいるという人は、ぜひ参考にしてください。
勉強計画表を作るメリット
コツコツと自主学習をして目標を達成した人の多くは、勉強計画表を作っています。
ここではまず、勉強計画表を作るメリットをみていきましょう。
やるべきことが明確になり勉強の効率が上がる
勉強計画表があれば、その日その日にやるべきことがすでに明確になっているため、「今日は何をしよう」などと考える必要がありません。
すぐに勉強に取り掛かることができるため、それだけ効率が上がります。
モチベーションが上がる
勉強計画表があれば、勉強の進捗が一目で分かります。
また1日のノルマを終えるたびに達成感を味わえるため、モチベーションをキープしやすくなります。
自主学習を習慣化できる
気が向いたときにだけ勉強していたのでは、なかなか自主学習を習慣化することはできません。
しかし、勉強計画表通りに勉強を続けることで自主学習の習慣が付いていきます。
そのため、順調に目標に近づいていくことができるといえるでしょう。
勉強計画表を作るときのコツ
勉強計画表を作るときには、いくつかのコツがあります。
ここでは、効率的に勉強を進めるための勉強計画表の作り方をご紹介します。
目標から逆算して計画を立てる
まずは、目標と現在の自分の立ち位置を確認しましょう。
そのうえで、目標から逆算して計画を立てることが大切です。
目標を達成するために自分がやるべきことをすべて書き出し、それをスケジュールに落としこんでいきます。
自分がやるべきことがすべて勉強計画表に含まれていれば、安心して勉強に集中できるのではないでしょうか。
1日ごとの勉強計画を立てる
多くの場合は、日によって勉強に避ける勉強時間が異なりますよね。
そのため、1日ごとの勉強計画を立てることはとても大切です。
やるべきことを箇条書きにすると分かりやすいかもしれません。
復習する時間を入れる
1回勉強しただけですべてをマスターできる人はいません。
きちんと知識を定着させるためには、必ず復習が必要です。
やりっぱなしを避けるためにも、勉強計画表を作るときには必ず復習する時間を入れるようにしましょう。
何度も繰り返し復習することで理解が深まり、応用問題にも対応できるようになるはずです。
修正しやすい計画を立てる
完璧に勉強計画表通りに勉強を進めるのは簡単ではありません。
体調が悪くなる、どこかの分野でつまずくなど、何らかの原因によって計画にずれが生じてしまうはずです。
そのため、修正しやすい計画を立てておくことはとても大切。
ある程度余裕を持った計画を立てておけば、無理なく続けることができますよ。
休憩時間・休憩日を入れる
丸一日時間がある日でも、10時間続けて勉強する計画を立てるのは現実的だとはいえません。
たとえ10時間続けて勉強できたとしても、効率は下がってしまうといえるでしょう。
効率よく勉強するために大切なのは、適度に休憩を入れること。
計画の中に必ず休憩時間や休憩日を入れるようにしてください。
目につきやすい位置に計画表を貼る
どれだけ完璧な勉強計画表を作っても、目に付かない場所に閉まっていては意味がありません。
すぐに目に入る場所に勉強計画表を貼っておけば、「勉強しなければいけない」という気持ちになるのではないでしょうか。
NGな勉強計画表の作り方
勉強計画表を作ったけれどその通りに勉強を進められなかった、という経験がある人は多いのではないでしょうか。
ここでは、絶対に避けたいNGな勉強計画表の作り方についてみていきましょう。
勉強内容を詰め込み過ぎる
勉強計画表を作っているときには、つい時間が無限にあるように錯覚してしまいがちです。
しかし、実際には1日でできる勉強の量は限られています。
短時間に勉強内容を詰め込み過ぎると、途中で挫折する可能性が高いといえるでしょう。
勉強計画表を作るときには、余裕の持った計画を立てるようにしましょう。
目先のみの計画を立てる
勉強計画を立てるときには、目標から逆算することが大切です。
ゴールを意識せずに今日やることや明日やることだけを決めても意味がありません。
目先のみの計画を立てていると、たとえ計画通りに勉強をしたとしても目標を達成するのは難しいといえるでしょう。
まずは、長期的な視野に立つ必要があるといえます。
具体性のない計画
計画表に記載されている内容があいまいだと、つい甘えが出てしまいます。
例えば「英語を1~2時間やる」などの内容だと、少し英語の教科書を開いただけでその日の勉強を終えてしまう可能性があります。
これでは、計画を立てる意味がありませんよね。
勉強計画を立てるときには、ある程度具体的な内容を決めることが大切だといえるでしょう。
勉強計画表を作って効率的に勉強しよう
勉強計画を立てることは、目標を達成するための第一歩だといえます。
勉強計画表を作ることによって、時間を無駄にすることなく勉強を進めることができます。
まずは、ここでご紹介したコツを参考にして勉強計画表を作成してみてはいかがでしょうか。